新品、未使用のものになりますが、長く自宅保管していたものです。 日本ガラス工芸を代表する由水常雄作作、 古代メソポタミア技法によるパート・ド・ヴェール水指。 パート・ド・ヴェール技法について ------------ パート・ド・ヴェールとは、フランス語で“ガラスの練り粉”という意味です。紀元前、古代メソポタミア時代に起源を持つ、古代ガラス技法。型の中にガラスの粒を糊で練って入れ、型ごと焼成し、型を壊してガラスを取り出す手間の掛かる非効率的な技法です。古くは日本でも、勾玉の制作に使われていたと言われています。 文明が発達した現在においても、失敗の多い未知なるこの技法は、取り組む方が少ない希少な技法です。 パート・ド・ヴェールの特徴は、ガラスの硬質な透明感のあるイメージを覆す、その柔らかな質感にあります。 粉ガラスを使用するゆえに必然的に存在する複数の細かい気泡が、微かに透過する光と和菓子のような柔らかな質感を生み出しています。 また、粉ガラスの色を数種類使用することで、他のガラスには無い複雑なグラデーションや情感ある水彩画のような色彩を創り出す事が出来ます。 ◆サイズ 17×14cm ◆その他 供箱つき #由水常雄 #古代メソポタミア技法 #水指 #ガラス #ガラス工芸 #茶道具 コメントなしでご購入いただけます。送料込みのお値段ですので値下げ交渉はご容赦ください。