生前中期のダブルスカルダガーです。 私でセカンドオーナーです。 トリプルやシングルにはないマニアックさと、モチーフそのものが持つグロテスクなデザインが最高に気に入っています。 経年による独特の変色を遂げており、目や口から緑青が析出しています。色は生前らしい赤褐色に加え、ところどころ青黒くなっています。人工的な変色では絶対に出ない風情です。 ここまで強烈な外観に育つともはや呪具や祭具に見えます。ファッションで求める方は少ないと思いますが、これをスターリンギアのチェーンで合わせるのが私は大好きです（後半の写真）。 個人的に、この時期のガボールが全盛期のように感じます。コレクションのペンダントトップとして、最も付き合いも長いです。 元々一体型のネックレスでしたが、2000年頃にペンダントトップ用に独立させようと現行ガボール （マリア側で生前期）に取り外し&バチカンの取付をお願いしました。 その意味で、珍しい夫婦合作です。 当時の現行ガボール （マリア側）にメンテナンスを依頼した際『贋作と判断されるとその時点で処分されることがあります』と代理店に念を押されたように思います。 付属品として、メンテナンス時のオーダーシートがあったのですが、引越し時に紛失しています。見つけたらお付けします。 以下、話半分で読み捨てください。 このアイテムは持ち主を選びます。『他にも着けるペンダントがある』という方は恐らく手放す事になりますので、『一連托生する』という熱のある方にお勧めします。 初期出品価格168000