ジャンフランコフェレファーストラインコレクション　ボレロ 巨匠フェレの作品です。シンプルなデザインなのに、ディテールは細密な細いメリノウールで織り上げて、カシミアの柔らかさとともに、様々な模様を裾や腕の中心線にあしらっています。袖丈は余裕があり、紐も身体を一巻きできる長さで、着方に遊びがあります。さりげなく着こなす逸品です。 新品未使用 本体素材羊毛70%、カシミア30%、紐シルクサテン、袖丈74cm、着丈29cm、脇下周囲84cm 紐は左右90cm。表記サイズ38です。 ジャンフランコ フェレ(Gianfranco Ferre)は1944年イタリアのルガーノ生まれ、69年、ミラノ工科大学建築学科を卒業。建築家の資格を持つ。服自体も建築的な特徴がある。卒業後にインドで東洋の文化をに触れ、影響を受ける。帰国後、当初インテリアデザイナーで、72年アクセサリーのデザインを手がける。その後ミラノファッション界の権威、ウォルター・アルビーニのアクセサリーをデザインし、アクセサリーデザイナーとしての名声を高める。フィオルッチのTシャツデザインで頭角を現し、73年、バイラ社からコレクションを任され、74年にパイラで初のプレタポルテコレクションを発表。78年、自身の名を冠したブランド「ジャンフランコ フェレ」にてレディースコレクションを発表。白のシャツ(白のブラウス)が人気となり、一躍有名となる。建築のセンスを活かした独特のボリュームは、見るものを魅了した。 白のブラウスは、幼い頃の母親のイメージ、白のブラウスを着ていたがミューズのように美しいからだと。80年以降には良質な素材を探求しエレガントな路線へと進む。82年メンズコレクションを発表。各国のファッション評論家が選ぶ「ゴールデンアイ賞」を8年間で5度受賞。89年クリスチャン ディオールのチーフデザイナーに就任。クリスチャン ディオールのオートクチュールとレディス・プレタポルテ、アクセサリーを担当した。89年秋冬オートクチュールコレクションにおいて、「ニュールック」をモチーフにしたデザインを発表して好評を博す。90年フランスの「金の指貫き賞(デ・ドール賞)」を受賞した。96年、惜しまれつつもディオールのデザイナーをジョン ガリアーノに譲る。 デザイナーの想いを大切にしてくださる方のもとへ贈ることが私の心からの願いです。