ちょうど1年前くらいに、海外の個人のマイクロフォンビルダーの方に依頼して作っていただいたカスタム品です。 彼は真空管マイクをメインに制作している方で、新たにFETマイク（通常のコンデンサーマイク）の開発をするとのことで、当方の個人的な繋がりから、協力を兼ねて発注しました。 現行テレフンケンのak47をベースにして作ったものということです。デモの際に音が明るすぎると思ったのでトランスを太めのものにしてもらいました。 トランス出力ですが割と素直な音です。サラッとしていて、AKGのC12系統の音が好きな人に良いかなと思います。高域はNeumannのU67的な部分があり、弦楽器などのアコースティック楽器との相性が良かったです。元々ボーカルマイク想定だったらしいので、ボーカルにももちろん使えます。弾き語り系の方に特に合うかなと。クリア系のプリとの相性良いです。 当方主にストリングスやアコースティックギターのレコーディングに数回使用していましたが、ノイマンのM149の導入以降、使用回数がほぼ無くなったため出品します。レコーディング時以外は防湿庫にて保管していました。（画像最後参照） 個人制作のカスタム品なのでスペックシートはないですが、情報としては以下の通り。 単一指向性、Center terminated 34mmカプセル、随所にヴィンテージパーツのNOS部品を使用、カスタムトランスを装備。 購入時友人価格で799$くらいだったと思いますが、10~20万くらいのリーグの使いやすさを持っています。流石に当方の所有している他の数十万のマイクには劣りますが、音は充分良いです。そこらへんの数万のクオリティではないです。 上記の通りこちらは一点物です。 ボディはELAM251系の外見で、メッシュもきちんとしており、見た目より結構重量あります。600gくらいかと。 通常のコンデンサーマイクですので、+48vのファンタム電源で動作します。 画像の通り、本体と木製のマイクケース、ショックマウント、ハードケースが付属します。 種類···マイク カラー···ホワイト