季節感···秋、冬 柄・デザイン···無地 カラー···グリーン 素材···ナイロン 最近届いたばかりのビンテージMA-1です。 アルバートターナー製は、MA-1の中で最も丁寧に造られた１枚と評判です。その丁寧さが仇となったのか、Aタイプで一度、このＢタイプで一度の二度しか登場しない逸品です。そのため実存数は少ないものとなっています。 ペンホルダー内にペンキャップが残っているものは、この年代では珍しく、長く収集している私さえも驚いています。 リブの虫食いは皆無ではありませんが、この年代では非常に少ない部類に入ります。 通常この年代のものですと新しいリブに取り替えられているか、もしくはボロボロになっているものが殆どとなります。 ＢタイプというとファーストMA-1より多く残存しているように思えますが、決してそうではありません。 このアルバートターナー製は手抜きを一切嫌う会社のため生産数が限られており、現在のアメリカでもなかなか出て来なくなりました。出てきたとしても昨今の円安でこの値段では買えません。 クリーニングが完了したばかりですので、匂いなどは一切しません。 中綿はこの時代では一般的なコットンパイル。このコットンパイルとは綿の生地に羊毛を差し込んだものでキャッチャーミットの中綿に似ています。 これの良い点は綿の偏りがなく、そのため型崩れしませんし、街着に最適なスリムに見えます。 この時代のMA-1は、洋上では救命胴衣の役目があるためアウターシェル、インナーシェルには当然こだわりが詰まっています。 この表面のナイロンシェルは、濡れると空気が抜けないように設計されており、また強靭な張力に耐えるように作られています。 何気ないところにミルスペックが設定されているため、とてもレプリカでは真似の出来ない仕上がりになっています。 レプリカに飽きた方には、良い年代のものだと思います。 なおサイズは下記の通りで、日本サイズのMからLの方に合います。 身幅52 袖丈61 着丈54(襟リブ下から腰リブ下まで) 肩幅48 タイトに着こなす方でしたら、普段XLサイズの方でも大丈夫です。 私が普段ＸＬサイズなのですが、Ｔシャツなら余裕で着ることが出来ます。もっとも真冬でも長Ｔとコレだけで街着ならOK。 購入意志のない「いいね！」は、誠に失礼ですがご遠慮お願いします。