アンティーク時計は、部品も古く、修理履歴も不明です。 現在は元気に稼働しておりますが、将来に渡って動作を保証することは出来ませんので、手にされましたら、こまめなお手入れや、必要に応じてオーバーホールをお勧めいたします。 2002年頃、大阪梅田のセレクトショップのアンティークウォッチフェアで購入しました。 ジャガー・ルクルトが、ハイスペックで定評のある、イギリス軍に供給していた1930年代の軍用時計最高峰の懐中時計で、その目的から、質実剛健で視認性に優れています。 リューズは、手袋装着時でも滑らず巻きやす　い玉ねぎ型を採用しております。 裏蓋には、シリアルナンバーらしき数字が刻印されております。 90年の時を経て、裏蓋やリューズに経年によるメッキの剥がれや傷が見られます。 日差は、日によってばらつきはありますが、1～2分程度で、この時代のアンティークとしては、奇跡的なコンディションです。 時々、機嫌の悪いこともありますが、頑固者とご容赦下さい。 リューズを巻くと、コチコチと鳴る機械音に癒され、時を忘れます。 その昔、軍の使用に耐え、これほどの状態のものが市場に出ることは少ないと思います。 裏蓋を開ける道具がなく、ムーブメントをお見せできませんが、6～7年前にオーバーホールに出して確認した際には、錆びもなく大変綺麗でした。 現在は元気に動いておりますが、機嫌の悪いときもありますので、停止したり、大きな誤差が出るようになりましたら、専門店に持ち込んで点検されることをお薦めいたします。 この音を聞きながら、歳を重ねていくつもりでしたが、持っているだけでは、罰当たりかと思いますので、アンティーク時計にご理解があり、自慢できる時計をお探しの方にお譲りいたします。 ジャガー・ルクルトの腕時計となると、なかなか手が届きにくい価格帯になり、お宝級の掘り出し物かと思います。 サイズ　外径 51ミリ、風防 44ミリ 　　　　厚さ 10ミリ　 材質　　合金製　銀メッキ 　　　　風防はプラスチック新品に交換済 　　　　文字盤 おそらくリダン 購入価格　220,000円